舞台つれづれ・・観劇日記

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zoom RSS 大阪松竹座「初春歌舞伎」観劇

<<   作成日時 : 2016/01/03 23:26   >>

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2016年1月3日(日)
大阪松竹座 夜の部観劇

大阪松竹座 初春歌舞伎夜の部を観劇。

片岡愛之助丈、中村扇雀丈、中村壱太郎丈の活躍と芸達者振りが際立った舞台に満足。

そして、今回初めて観る市川中車丈に注目した。
世話物の「芝浜革財布」は飲んだくれの魚屋政五郎役がピタリとハマッていた。
また、扇雀丈との夫婦も良い雰囲気で、なかなか良かった。
もともと芸達者な役者さんなので、違和感は感じられなかった。
もっと濃く演じても良かったかもしれない。
しかし、血は争えない。
面差しは、もちろんのこと口跡が父上に良く似ていた。


今回の演目で私が一番気に入ったのは、片岡愛之助丈の「研辰の討たれ」。
愛之助丈演じる俄侍の守山辰次の憎めない悪役に笑いを誘われた。
藩主の奥方、市川笑也丈や上役に媚びる部分や敵討ちから、逃れようとあたふたとする部分も面白い。
軽い町人の雰囲気と奥底の悪が垣間見えるバランスが絶妙だった。
数年前に観た染五郎丈の辰次は、侍の雰囲気が勝っていたけれど、愛之助丈の辰次は如何にも町人だった。


中村壱太郎丈の「桂川連理柵」のでっち役と町娘の二役に芸達者振りに感心。

また観たくなった今年の初春歌舞伎だった。



【以下、歌舞伎美人から見所を引用】

一、桂川連理柵◆謹直な男の一夜の過ちが人生の歯車を狂わせ悲劇へと…上方歌舞伎の秀作

 京都の町中にある呉服店「帯屋」の主人長右衛門は、商用で遠州に出掛けた際、ひょんなことから隣家の信濃屋の娘お半とわりない仲になってしまいました。それを知った義母おとせとその連れ子の儀兵衛は、五十両紛失の件も塗りつけて長右衛門を追い出そうと企みます。意地の悪い継母と義理の弟の嫌がらせに耐えながら店を守る長右衛門。女房お絹の気遣いと父繁斎の寛大な捌きに一度は助けられるのですが…。
 律儀で分別もあり男盛りの魅力と色気が災いし、悲劇へと導かれる様が巧みに描かれている上方狂言。

二、研辰の討たれ◆職人上がりの侍が知恵を振り絞って逃げる!異色の敵討ちの結末は…

 泰平の世の粟津城中。殿様や家老の刀を研いだのが縁で町人から侍に取り立てられた研屋の辰次がいます。上役に媚びたりお追従を並べたてる辰次に朋輩の侍たちは我慢を堪えていましたが、聡明な家老、平井市郎右衛門は余りに鼻持ちならないので、皆の前で辰次を激しく罵倒し去っていきます。悔しくてならない辰次は意地とばかりに市郎右衛門の帰城を狙い、だまし討ちに。そこへ、平井の長男九市郎と次男の才次郎が駆けつけてきますが、敵討ちを恐れる辰次は逃げ去り、九市郎と才次郎は敵討ちの旅に出るのでした。
それから3年が経ち、ついに兄弟は辰次を捕えますが…。
 江戸時代の武家社会で美徳とされた敵討ちを近代的な視点で捉え直した斬新な作品です。

三、芝浜革財布◆これぞ江戸前。胸のすくような楽しさと情。笑って泣かせます!

 ひとはいいのですが酒好きで怠け癖のある魚屋政五郎は、ある朝、芝浜海岸で大金入りの革財布を拾います。しめたとばかりに仲間を集めて大酒盛り。ところが、一晩寝て目覚めると女房のおたつは、夢でも見たのだろうと取り合わない。反省した政五郎は自戒の念から一念発起。酒を断ち生まれ変わったように働き始めます。そして3年の月日が経ち…。
 人情噺を元にした、笑いあり、涙ありの作品です。

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